琺瑯(何と読むでしょう?)の話
この漢字、読めますか?(笑)
なんとなくわかりますかね?
ある素材を漢字で書くとこうなります。
私、何となく読めても難しくて書けません(苦笑)
琺瑯=ホウロウ=ホーローです。 鉄、アルミニウムなどの金属材料表面に
シリカ(二酸化ケイ素)を主成分とする
ガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものです。
英語表記では Enamel(エナメル)となります。
琺瑯の歴史は相当に古く、何と紀元前1425年頃に
製作されたと推測される世界最古の
琺瑯製品とおぼしき加工品がミコノス島で発見されているそうです。 また、ツタンカーメンの黄金のマスクの表面には 琺瑯加工が施されているそうです。 金属の錆や酸化防止にコーティングする知恵、知識が
紀元前からあったとは驚きですね。
七宝あるいは七宝焼きも琺瑯技術を工芸品に生かした例です。
琺瑯は熱に強く耐久性に優れ
雑菌繁殖性が低く、匂いなども付きにくいなど
利点も多く、食器や調理器具などの家庭用品から
外部広告看板、標識など汎用性が広いです。
ホウロウ鍋、今でも人気がありますね。
※希少絶版品 中国製造 BUMPER HARVEST社製の琺瑯皿 非常にめずらしい逸品です。BUMPER HARVESTによるこの超大皿(もしくはトレイ)は、 市場でもほとんど見たことがありません。 中国が原産地で1940年から1950年の物と思われます。